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玉田好希の「お金のホームドクター」

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  • Vol.2 貯金をしなければ

    2008年04月26日  将来のために貯金をしなければならない」という話を耳にします。
     例えば5年後の住宅購入の頭金として300万円を用意するとします。
     銀行員に相談すれば「5年後に300万円ですね。では、年間60万円ですから、毎月5万円積立しましょう。」となります。はたしてこれでいいのでしょうか?
     私も前職の銀行員時代にはこのようなことをお客様に提案していました。しかし、貯金が5万円出来る月もあれば、6万円の月も4万円の月もある筈です。もう少し長い期間で考えてみましょう。今年は60万円貯金出来たけど、来年は車の買い替えをしたいから10万円、再来年は特に出費(イベント)がないから100万円・・・・・・となるのが一般的です。
     私は、小学校から大学まで野球をやっていました。高校では硬式野球部で甲子園を目指していました。(目指しただけで終わりましたが!)
     例えばエラーをした時に監督から「グランドを走ってこい!」と言われると、走りながら「いつまで走ればいいのか?何周走ればいいのか?」と思っていました。しかし、「グランドを10周走れ」と言われれば「あと何周で終わる、もう少しや頑張ろう!」となりました。家計でも同じことが言えます。「貯金をしなければならない」これは誰もが考えることです。では、いつまでに・幾らが大切なんです。「なんでこんなに家計を切り詰めて貯金しなければならないの?」と感じて貯蓄していると、せっかく貯めたマイホーム資金などを「これだけ貯まっているからぱあーっと旅行にでも行っちゃおうか!」と、ストレス発散とばかりに目的外の散財をすることになってしまいます。
     ストレスを感じない貯蓄を皆さんされていますか?そのためにはまずはご自身のライフプランを立て、将来の資金の流れを理解し、いつまでに、幾ら、を明確にして、その上で実行することがとても大切なこととなります。

    ■近況
    「PTA会長を引き受けてしまいました!」
     過去、教育の現場に全く縁が無かった私が4月から中学校のPTA会長に就任することになりました。教育現場の仕組みさえ知らないのに、「中学校の会長は、小学校の会長と違い、入学式と体育祭と卒業式に出席すればいい!」という言葉を鵜呑みにして、「私の処まで依頼に来られるのだからかなり深刻な事態だ」と男気を出してしまった?がために・・・・・。どうしましょう!

Profile 玉田 好希(たまだ よしき)

昭和39年8月22日生まれ。京都市出身、妻・長女・長男の4人家族。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会会員(AFP)。妻とは中学校からの縁。尾野工務店の尾野早映子は小学校の同級生。1987年大学卒業後、株式会社住友銀行に入行。個人取引から上場企業取引まで経験。1999年アクサ生命保険株式会社に転職。アクサ生命保険では2年連続でNO.1の営業成績を収める。お客様のライフプランの設計は、その数1000人を超える。特に住宅購入の際に受ける相談が多く、住宅取得時の資金計画やローンの組み方・贈与、税金についてのアドバイスは勿論のこと、お客様と一緒に銀行と交渉し有利な条件を引き出すことまでも行っている。元銀行マンならではの銀行の表・裏まで熟知しているがゆえに為せる業。 現在は、お客様からの紹介だけで仕事をしている。「玉田の話を聞かせてあげてほしい」と言われれば、全国何処にでも出向いている。