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玉田好希の「お金のホームドクター」

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  • Vol.5 住宅ローンについて

    2008年04月26日  日銀によるゼロ金利政策が解除され、長期の金利が上昇し始めました。最近の住宅購入希望者のライフプランの相談では、金利上昇を嫌気されフラット35のような長期の固定金利で借入を希望する方が増えています。確かに35年間金利を3.5%(金融機関や借入次期により条件は違います)で固定するので、返済額に変更はなく安心といえば安心なんですが、今の低金利のメリットを捨てることになります。因みに、変動金利で借りれば1.375%で借りることが可能です。住宅ローンの全額を長期の固定金利で借入するのではなく、一部は変動金利または2,3年の短期の固定金利で借りることをお勧めしています。 
     
    今後35年間ずっと金利が上昇するということは考えにくく、ゼロ金利政策が解除になったからといって、現在の経済情勢を考えるとすぐに金利が上昇するとは考えられないからです。(個人的見解です)長期の固定金利と変動金利を組み合わせることにより、将来の金利上昇リスクを避けつつ、低金利のメリットを享受するわけです。

     現在の銀行は住宅ローンの取り組みについて、非常に積極的であり、借り手有利な状況です。各行、店頭の表示金利から更に優遇競争をしています。つい最近の例では、都市銀行で店頭表示金利から1.5%の優遇の提示を受けたお客様がおられます。(借り手の属性により変わります)銀行との交渉は、強気で臨んでください。

     最近は、繰上げ返済をすれば支払利息が少なくなるということは、随分とご存知の方が増えてきました。しかし、具体的にいつ返済をしたらいいのか?手許に余裕金があるが、将来の教育資金を考えると今繰り上げ返済をしたほうがいいのか?悩むところです。こんな時こそライフプランを立ててみる必要があります。明確にアドバイスさせていただきます。

     長期の固定金利と変動金利で借入、タイミングよく繰り上げ返済をしていく。浮いた資金で家族で海外旅行に行く。こんな楽しいライフプランを実践してみて下さい。

    ■近況…8月にイタリアへ家族4人で旅行しました。子供が大きくなると、それぞれのクラブ活動の予定があり、なかなかスケジュールが合わず、お盆の前という旅行会社からすれば、「絶好の顧客!」の一部になりました。世界遺産8ヶ所を巡るツアー旅行です。ツアーでの海外旅行は新婚旅行以来でかなりハードなスケジュールにクタクタになりながらも、楽しくあっという間の10日間でした。参加人数24名のうち、子供4名を除く20名のうち、11名が学校の先生でした。よくよく考えると、
    わが子のクラブ活動の休みの時期ということは、先生もこの時期しか
    長期の休暇は取れない訳ですよね。
     ベニスでゴンドラに乗り観光をしたのですが、そこで貴重な体験をしました。6人乗りの小さな船に船頭さんがひとり付くのですが、その船頭さんが船から落ちてしまったのです。保津川下りで船頭さんが居なくなればあせりますよね!ツアーの添乗員さんも「こんなこと初めて見た」と驚きでした。弘法も筆の誤り、サルも木から・・・私も気を付けよう!

Profile 玉田 好希(たまだ よしき)

昭和39年8月22日生まれ。京都市出身、妻・長女・長男の4人家族。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会会員(AFP)。妻とは中学校からの縁。尾野工務店の尾野早映子は小学校の同級生。1987年大学卒業後、株式会社住友銀行に入行。個人取引から上場企業取引まで経験。1999年アクサ生命保険株式会社に転職。アクサ生命保険では2年連続でNO.1の営業成績を収める。お客様のライフプランの設計は、その数1000人を超える。特に住宅購入の際に受ける相談が多く、住宅取得時の資金計画やローンの組み方・贈与、税金についてのアドバイスは勿論のこと、お客様と一緒に銀行と交渉し有利な条件を引き出すことまでも行っている。元銀行マンならではの銀行の表・裏まで熟知しているがゆえに為せる業。 現在は、お客様からの紹介だけで仕事をしている。「玉田の話を聞かせてあげてほしい」と言われれば、全国何処にでも出向いている。