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2008年04月25日
さて、色にはそれぞれの特徴がありますが、今回は女性の方の関心の高いメイクのお話をしてまいりたいと思います。
メイクの時にファンデーションを塗りますね。その時、「このシミ、塗っても塗っても消えないわ」とか「何だか色むらがあるわ」と、どんどん厚塗りになる…ファンデーションは肌色を整えるものですがあまり厚く塗ると実年齢以上に老けた印象になってしまいます。
まずはコントロールカラーやコンシーラーを使って肌の気になる所を整えましょう。そこで「補色」の知識が役立ちます。「補色」とは「色相環」で向かい合う位置にある色のこと。例えば「赤と緑」「黄と紫」「青と橙」など混ぜれば無彩色になる色のことです。つまり赤い部分を消したければ緑、紫色のシミを消したければ黄色、青黒い目の下のクマなどには橙色を使う…色の知識が少しあるだけでイキイキとした顔色を作ることが出来ます。
ただし、こうやって血色を消してしまった後は、自然な血色の色、つまり「頬紅(チーク)」もふんわりと忘れずに入れてくださいね。
Profile 尾野 早映子(おの さえこ) カラー&イメージコンサルタント |